犬神サアカス團から大切なお知らせです
犬神サアカス團 メンバー脱退のお知らせ
日頃より犬神サアカス團を応援していただきまして誠にありがとうございます。
この度、2019年の活動をもちまして犬神情次2号(六弦)と犬神ジン(四弦)が犬神サアカス團を脱退する運びとなりました。
ファンの皆様、関係者の皆様、突然の報告となり誠に申し訳ございません。
2020年からは凶子、明の2人で新たに体制を整えつつ漸進的に活動を続けて参ります。
今後とも変らぬ応援を何卒よろしくお願いします。
オフィス・キンメダイ
メンバーコメント(犬神明)
このたび犬神サアカス團から犬神情次2号と犬神ジンが脱退することとなりました。
皆さんに25周年をお祝いしていただいた直後、このような発表をするのはとても心苦しく申し訳ないです。
そもそもの発端は今年の1月に行われた犬神サアカス團企画会議での私の提案でした。
音楽メディアとしてのCDが売れなくなった現代、バンド活動がいよいよ困難になってきました。
現実としてオフィス・キンメダイの事務所及び倉庫や機材車、それにFCを維持していくことが難しくなりました。
もし、このまま活動を続けたらメンバーの生活が犠牲になります。
でも犬神サアカス團は続けたい。細く長くでもいいから続けたい。
そこで私は「2020年からは犬神サアカス團の活動を大幅にペースダウンさせよう」と提案しました。
これまでのような年に1度フルアルバムCDをリリースして全国ツアーを回ってイベントに出まくるといった精力的な活動は一時休止して、メンバーはそれぞれ犬神の他に生活の基盤をつくり、のんびりゆっくりやって行こうというものでした。
これに対し情次2号は「こんな状況だからこそ、今まで以上に精力的な活動をするべきではないか」という意見でした。
もちろん、それはそれで納得できますし、ロックバンドとして正論だと思います。
しかし自分にはどうしてもリーダーとしてその方向に踏み出す事はできません。
いまの音楽産業を思うと、いまの犬神サアカス團の状況を思うとリスクが大き過ぎる気がします。
この意見の違いが原因となり協議の末、犬神情次2号の脱退が決まりました。
その数日後、犬神ジンが「この4人でなくなるのならバンドを続ける気になれない」という理由で自ら脱退の意を表明しました。
もともとジンは情次2号に誘われて犬神に加入した経緯があります。2人は大学時代のサークル仲間でした。
そんな犬神結成以前にまで遡る2人の深い絆を思えば、ジンの心境も理解できます。私に引き留める権利はありません。
ということで犬神ジンの脱退も決まりました。
長年一緒に活動したメンバーと別れるのは辛く悲しいことです。
でも、これがお互いにとって有意義な選択であると信じています。
だから明るく笑って彼等を送り出そうと思います。
どうか皆さん、今後の犬神サアカス團同様、情次2号とジンの活動をあたたかく見守ってください。
犬神明
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メンバーコメント(犬神凶子)
じょにちゃん、ジン兄、25年間お疲れ様でした。
楽しい時間をありがとうございました。
私には2人を引き止めることは出来ません。
私に出来るのは、2人を笑顔で送り出し、応援することだけです。
寂しいけれど、仕方がありません。
犬っ子犬っさん、これからもよろしくお願いします。
私は唄いつづけます。
犬神凶子
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メンバーコメント(犬神情次2号)
この度犬神サアカス團からの脱退が決まりましたのでご報告いたします。
これまで応援してくださった皆様、僕を含めた犬神サアカス團の今後に期待してくださっていた皆様には本当に申し訳ありません。
そして今までありがとうございました。
また、関係者の皆様にもご迷惑やご心配をおかけすることになるかもしれません。
こちらも申し訳ありません。
経緯を説明します。
2019年初頭に犬神明からバンドの活動規模の縮小を提案されました。
世の中や自分達の状況を考えるとそれは同意できる提案でした。
しかし、縮小の規模や、縮小した後のバンドの見据え方に関して考え方が大きく異なりました。
可能な範囲でも積極的に活動した方がいいという僕の考えに対して、明兄さんの提案は、あくまで僕個人の見解ですが、バンドの存続自体に重きを置き、現状を好転させようとする意思があまり感じられない選択でした。
「続ける」ということこそが現状を好転させようとする意思だと考えることもできるとは思います。
ですが、様々な状況を考えるとそれだけでは現状維持すら難しいと僕には思えてしまっています。
単純に集客や売上の問題だけでなく、パフォーマンスの質も保つことは難しいだろうと。
犬神サアカス團で演奏することは楽しいし、メンバーと共に何かを作り上げることやバカな話をすることも楽しいです。
ですがそれは、同じ方向を向いて進んでこられたからだと思います。
そう考えた時に、今後の犬神サアカス團に対して、自分のモチベーションを保ち続ける自信がどうしても持てませんでした。
妥協点を見出そうともしましたし、自分の考えを捨てることも考えましたが。
話し合いを重ねた結果、年内いっぱいで僕が脱退するという結論に至りました。
結論に至ったのは2019年9月です。
人生の半分以上を共にしたバンドやメンバーから離れるという結論を出すには相当な勇気が必要でした。
言葉では言い表せない、今までには感じたことがない複雑な気持ちになっています。
そして自分がいなくなった後のバンドの行く末も、自分の今後と同じように案じています。
僕の脱退という出来事がカンフル剤となって、お互いに新たな活動に前向きに進んで行けることを望んでいます。
ジン兄の脱退に関しては自分の脱退が決まった段階からその可能性を危惧してました。
僕の脱退が彼の決断の一因になっているのであろうと思うので、それに関しても申し訳なく思います。
自分の今後に関しては全くの白紙ですが。
今はステージでギターを弾く者として在りたいという気持ちが強く、それゆえの脱退とも言えます。
今ある犬神サアカス團以外のバンド等は続ける所存ですし、それ以外にも何か今後の人生の中心になるような音楽活動ができるよう精進していければと思っております。
犬っ子の皆さんには悲しいご報告になってしまい本当に申し訳ありません。
バンドの岐路に立ち、各々の今後の人生を考えた結果の判断だとご理解ください。
犬神サアカス團はもちろん、ジン兄と僕の今後も暖かく見守っていただければ幸いです。
犬神情次2号
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メンバーコメント(犬神ジン)
犬神ジンです。
発表の通り、今年いっぱいで犬神サアカス團から離れる事になりました。
お祝いの年にこのような発表で本当にごめんなさい。
バンドの活動ペースの変更は僕自身も考えていたところであり、その形に沿った来年以降の活動を考え始めてもいました。
しかし現状の4人でないのならば続けていこうという気になれず、脱退を申し出る事にしました。
犬神サーカス団に加入して15年、改名して犬神サアカス團として7年という間、多くの出来事を共有してきました。
そんなバンドを離れるのは心苦しく不安な気持ちで一杯ではありますが、熟慮を重ねた上の決断です。
応援してくれた犬っ子の皆さん、サポートしてくれた関係者の皆さん、そしてメンバーの3人には本当に感謝しています。
残り少なくなってしまいましたが、少しでもやり残した事のないよう最後の日まで全力でやりきりたいと思います。
来年以降もそれぞれの方向で活動していく僕らを応援してくれたら嬉しいです。
犬神ジン
-
2019-10-19 21:36:35 掲載
検索結果が 0 件です。
→ 犬神サーカス団→犬神サアカス團
→ 犬神サアカス團(2020/03加入)
→ 犬神サアカス團(2020/03加入)