隼人
今の気持ちを、この喜びを、言葉にするのはとても難しいのですが
「また再び、皆とライブが出来ます」
本当に夢のような気持ちです。
DuelJewel結成から19年間に及ぶ活動の終止符を打つ事になった
直接的な原因は、自分が発症した機能性発声障害と言う症状でした。
発症した瞬間の事は今でも忘れられません。
目の前が真っ暗になると言うのはこの事だなと
まるで覚めない悪夢を見ているような気持ちになったのを憶えています。
それからファンの皆やメンバー、スタッフの支えの元
懸命に治療とリハビリを行って来ましたが、完治には至らず
これ以上良い作品も、皆に喜んでもらえるライブも出来ないのではないかと思い
2016年2月23日に解散と言う選択をさせて頂きました。
全国47都道府県すべてを回るラストツアー
そして解散ライブを行ったZEPP TOKYO。
あれから今この時点で2年半以上の時が経っていますが
まるで昨日の事のように思い出されます。
17歳から始めたDuelJewelの隼人としての人生は、あの日に終わったはずでしたが
皆と駆け抜けた日々は毎日のように思い出していました。
「生きてさえいれば、必ずチャンスは巡ってくる」
「またいつか、皆とライブが出来る日が必ず来る」
そう固く信じ続けて来ましたが
どうやら願いが現実になる日が来たようです。
2019年3月1日
あの日と同じ会場
「ZEPP TOKYO」で再結成ライブを行います。
やっとここまで来れました。
皆が心配してくれているであろう喉の状態も
様々な方のサポートのおかげで、すっかり良くなりました。
機能性発声障害や発声ジストニア、発声イップスなどと呼ばれる症状は
自分だけでなく、実は多くの歌唱者が発症しており
今も苦しんでおられる方が沢山存在しています。
自分を長年診察して下さっている医師曰く
自分はその中でも最も重い部類の患者であったと言う事。
そしてその状態から完治した例はまだまだ非常に少ないと言う事で
専門医や様々な音楽家の方にもご協力を頂きながら
歌唱復帰の為のサポートも行なってきました。
同じ症状で苦しんでおられる歌唱者の方へも
必ず良くなるのだと言う希望を持って頂けるような
素晴らしいライブをしたいと思っております。
復活ライブを信じ続けてくれたファンの皆はもちろん
解散後もずっと変わらずに側にいてくれたメンバーとスタッフ。
そして完治を信じて治療やアドバイスを与えて下さった医師にも
改めて心からのお礼をお伝えしたいです。
「本当に有難うございました」
ようやく約束が果たせそうです。
最高のライブをしましょう。
3月1日ZEPP TOKYOでまた会いましょう!!
shun
約3年間の時を経て、DuelJewel は復活ライブを行うことになりました。
またあの熱気を皆さんと一緒に共有出来ることにワクワクしています。
最高の解散ライブを皆と作り上げられた事が一生の誇りなので、
今度は最高の「復活ライブ」を皆で作り上げられたらと思います。
最高の景色を作ろう!
祐弥
解散してから誰1人として音楽を辞めておらず、様々な形で経験を培った。
当時よりも確実に洗練されたDuelJewelを見せられるという夢のような時間を
また作る事ができます。
隼人が、奪われた声を取り返した。
それだけ。
もう一度同じメンバーが集まってもう一度同じ音楽が出来る。
様々な思いを巡らせて成長した俺達を見てください。
そろそろ目ェがくらむようなスリルが欲しいんだろう?
Natsuki
仲が悪くなったわけでもなく、よくある音楽性の違いでもなく、
解散したくなくても解散という選択を選ばなければならなかったバンドが復活します。
解散という選択をしなければならなかったバンドが復活すると言うことは
隼人が復活したと言う事です。
事務所にいた頃、方向性を決めろみたいなことをよく言われてましたが、
やりたい事を全部やってきたからこそDuelJewelと言うバンドが活動を
続けてこれたと思います。
だからこそ隼人のやりたかったことや、やり残した事、
自分達にしか出来ない表現したい事がまだまだあります。
そしてバンドを離れ各々がサポートなどをして
感性を磨いて集まった時にどんな変化が起こるのか楽しみにしていて欲しいし、
正直自分でも楽しみにしています!
自分が最後のMCでついてきてくれてありがとうといった音楽と夢の続きを
また笑顔で見に来てくれればと思います!
ばる
まず、素直にこの5人で再びステージに立つ事ができる事を非常に嬉しく思います。
解散してからもずっとそれぞれのメンバーについてきてくれて
応援してくれていたみんなには感謝しかありません。
ありがとうございます。
でも、正直解散して約3年での復活は早すぎると思われるかもしれません。
「なら解散しなきゃいいじゃん。」
という声が聞こえてきてもおかしくないかなと。
少し長くなりますが
そもそもなぜ僕らが「活動休止」ではなく
「解散」を選んだのか。
みんなも既知の通り
当時隼人は「機能性発声障害」を患っており
それに伴い以前のように歌う事が困難な状態となってました。
そんな中DuelJewelは「隼人のみ活動休止」という選択をし
楽器隊4人で1年半活動したこともありました。
ですが、結果隼人の喉は回復に至らず
再び症状をごまかしながらの活動が続いてしまいました。
以前から自分のブログ等で触れてきましたが
「機能性発声障害」は精神的な負担が大きいと聞きます。
脳が繰り返しの動きにストレスを感じ
無意識にストップをかけてしまうといいます。
きっと隼人は一度歌う事から離れて
「復帰しなければいけない」
「なんとか歌えるように頑張らなければならない」
という考えから解き放たれた方が良いのではないかと考えました。
その結果が「解散」という選択でした。
「活動休止」では、きっと精神的負担をかけてしまう。
また活動再開してくれるんじゃないかっていうみんなの期待を背負ったままになってしまうと思ったのです。
この判断が功を奏したのか、隼人からある時、歌える感覚が戻ってきたと報告を受けました。
僕は焦らず、隼人がまたステージに立ちたいと思ったら相談してねと告げました。
僕らはほぼ毎月のように会っているので
その中で隼人がラストツアー「Meet You」でやり残した事がたくさんあるんだなって、
だからこそまたできるだけ早くまたみんなの前で歌いたいんだなって、
そんな隼人の気持ちが伝わってきました。
その気持ちを受け、解散から約3年経過する
3月1日に最後に立ったあのステージで復活する事を決意しました。
ですが、僕はまだこの復活に疑問を持っています。
それは「解散の時よりも劣化したDuelJewelを見せるくらいなら復活はしたくない」という気持ちです。
解散してからそれぞれがそれぞれの道で頑張って音楽活動をしてます。
でも正直、今のままこの5人がステージに立っても
あの時のステージを超えられる自信がありません。
それぞれ成長した姿を見せられないのであれば復活はしたくない。
これが個人的な気持ちです。
もちろんメンバーにも伝えました。
「あの時よりも劣化したステージを見せるくらいなら復活ライブはキャンセルする」と。
僕も含め、全員がもっと死ぬ気で「再びあのステージに立つ」という事がどういう事なのか
ファンのみんながどんな気持ちであのステージを見ていたのか
どんな気持ちで復活ライブを見に来てくれるのか
ということを考えて
それに向かって努力をしなければならないと思ってます。
せっかくの嬉しい発表に水を差すようで本当に申し訳ないのですが
それくらいの気持ちで僕らはこのライブに臨まなければならないと思ってます。
最高の解散ライブができたからこそ
最高の復活ライブを見せたい。
シンプルにそれだけです。
これから半年かけて各々が自分にできる事を
ベストを尽くして進化したDuelJewelを見せたいと思います。
チケット情報や、詳細はこれから随時発表していきます。
楽しみに待っててください。
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2018-10-01 12:50:05 掲載
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