【KENTARO・TOSHI・KATSUJI脱退のご報告】各メンバーからのメッセージ
2018/07/16
【メンバー脱退のご報告】
これまでGargoyleを31年もやり続けてこれた理由の中の、大きな1つにGargoyleをやることで、皆さんが楽しんで下さっている姿を見れるのが嬉しいというのがありました。
それなのに、今回皆さんが悲しむ報告をしなければならなくなったことが、とても残念で仕方ありません。
皆さん、本当に申し訳ありません。
この度、KIBAを除くGargoyleのメンバー3人、KENTARO・TOSHI・KATSUJIが、2018年9月6日のライヴをもって脱退することになりました。
それぞれの脱退に至った経緯と理由を説明します。
まず、TOSHIから「第二の人生を歩みたい」「やめたい」という主旨の話がありました。
それから期間を空け、それぞれがそのことについて時間をかけ、じっくり考えました。
そして、KATSUJIからは「Gargoyleで自分が出来ることはやりきったと思うので、やめようと思う」という内容の話がありました。
それをうけて、KENTAROは「この4人でなくなるのなら、Gargoyleをやめる」と決めました。
それぞれが脱退に至った理由について、僕自身は納得出来るものばかりです。
どの理由も、そう考えても不思議ではないくらい、僕達4人はこれまでこのGargoyleに人生のすべてを懸けてやってきたからです。
僕はこの31年間、彼ら3人をメンバーとしても、人間としても、心から尊敬し、信頼してきました。
自分が彼らと一緒にGargoyleをやっていることを誇りに思って、生きてきました。
その彼らが、人生のすべてを懸けてきたものについて、考えに考えて至った結論です。
僕を含めた他の誰かが意見したり、覆したり、変えたり出来るものではありません。
だから、留めようとは思えませんでした。
やめたいと思う気持ちを尊重したいとさえ思えました。
3人の脱退が決まってからは、僕自身が今後どうするのかということについて、悩みました。
その場では「僕は続ける」と彼らに話しましたが、今となっては強がった部分が大きかったと思います。
一人で本当にずっと考えてきました。
もちろん「自分もやめて解散すべきだろう」と何度も考えました。
けれど、いくら「やめるべきだ」と頭では考えても、気持ちが「やめよう」とはなりませんでした。
なので、続けてみます。
9月6日以降、どうやっていくのかは、現時点では白紙です。
続けてみても、不様な姿を晒すだけかもしれません。
彼らとやってきたGargoyleの名前に泥を塗ることも多いだろうと思います。
ただ、僕は、彼ら3人に人間としてここまで成長させてもらったと思っています。
その自分が続けてみたいと思った気持ちを、今は大切にしたいです。
諦めずにやってみると決めたということは、自分自身が傷つく覚悟をしたということでもあります。
だから、自分自身がやめようという気持ちになるまでは、たとえ足掻く姿を嗤われようと、Gargoyleをやってみます。
最後になりましたが、僕達の中に今あるのは、これまでGargoyleを応援して下さった皆さん、関係者の方々、バンドの方達、そしてGargoyleに関わったすべての方への、言葉には出来ないほどの感謝です。
本当にありがとうございました。
そしてKENTARO・TOSHI・KATSUJIの脱退後の活動も、変わらず応援して頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
2018年7月16日 Gargoyle KIBA
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まず今回こういう事になってしまった事、応援してくださっている皆さんには本当に申し訳なく思っていますし、自分自身も残念でなりません。
ここ十数年Gargoyleの活動は「自分達だけで思いついた楽しい事を自分達でけでやる」というスタンスでやってきました。
その活動を通じて今応援してくれている皆さんと出会いそして現在のGargoyleがあると思っています。
それはそれで素晴らしくかけがえのないものですし、実に誇らしいものです。
そして数度のメンバーチェンジはありましたが現在の4人のGargoyleが最強かつ最高である自信もあります。
ですが、個人的にはここ数年この活動に限界を感じ始めていたのも事実です。
そして去年くらいから今後の活動スタンスやGargoyleのあり方について等々…真剣にメンバーと話し合いを重ねました。
その結果、KIBAの考えるGargoyleと僕の考えるGargoyleに大きなずれが出来、それはどうやっても交わる事のないものでした。
勿論このことに関しては確かな正解は存在しないし、どちらが正しいとかそういう問題ではないという事です。
そして何度も話し合いを重ねて納得できる着地点を探した結果が今回僕の脱退という所でした。
高校で出会ってから37年…Gargoyleを初めて31年間お互い真剣にGargoyleと向き合って生きてきて…お互いに駄目な所、良い所、性格も知りつくし、互いにリスペクトし合ってているからこそ、あえてここで別々の道を歩む事がベストだとの結論に達しました。
皆さんがこの結果を受け容れる事は今は難しいかもしれません…が、いつかはきっと皆さんに理解していただけると思っています。
そして結果的にはKENTARO、KATSUJIも脱退となり、別々の道を歩む事となりましたが、変な話ですが、僕はすごく前向きである意味幸せな気分です。
それは31年間の活動の中で大きな事故に遭うこともなく、大きな病気や怪我をすることもなくGargoyleを全うできたのは物凄く幸せな事だし、ある意味奇跡ではないかとさえ思えるからです。
ここで別々の道を歩む事にはなりましたが、二度と会えない哀しい別れではないのですから…。
KIBAが続けるGargoyle。そして勿論3人はGargoyleから離れてもそれぞれが音楽から離れるわけではありません…、必ず何かしらの活動は続けていくのでそれぞれの今後の活動を温かく見守っていただければ幸いです。
そしてくしくも9月6日、僕の誕生日がこのメンバーでの最後のLIVEとなってしまいましたが、そのLIVEは勿論、最後に相応しい魂の全てを込めたLIVEにする事をお約束します。
出来るならば共にその瞬間を共有していただきたく思います。
最後に関係者及び関わったBANDの皆さんには今回のことで多大なご迷惑をおかけしてしまいます事、深くお詫びいたします。
そしてGargoyleを応援してくれた皆さん。貴方たちとの出会いは僕にとってかけがえのない宝物です。本当にありがとう!!
2018年7月16日 Gargoyle TOSHI
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GARGOYLEを応援してくださり、有難うございます。
応援して下さる皆さんには誠に申し訳無いのですが、重々考えた上でGARGOYLEを脱退させて頂く事にしました。
17歳からGARGOYLEに入って今年で30年。他のバンドでは決して積む事の出来ない経験の連続でした。これは僕の人生の一番の宝です。
様々な状況下、これまで挑戦を続けて参りましたが、自分自身のGARGOYLEの到達点に達し、やりきったと思っております。
GARGOYLEは前へ、前へと走り続けるバンドだと思います。皆が一丸となってこれまで突き進んできました。
自分は作詞は全く、作曲はほぼ手がける事も無く、デザイン的な物も手がける事は有りませんでしたが、唯一の武器であるドラムで共に走ってきました。GARGOYLE以外の多方面での活動も多いですが、多忙な毎日を生き、そこで得た物を反映する事でクオリティの向上に貢献出来たと信じております。
これからもGARGOYLEに「ついて行く」事は可能なのかもしれません。しかし今までもこれからも、GARGOYLEに必要なのは「共に走る」メンバーなのだと思います。
力を出し切った自分にはもう「共に走る」事は出来ないだろう、と思いました。
自分勝手な決断だとは思います。今回の決断を受け入れてくれたメンバーに感謝しております。
この先どういう形態でGARGOYLEが進んでいくのかは判りませんが、これからのGARGOYLEがこれまで以上の素晴らしいものになる事を願ってやみません。また、自分自身もGARGOYLEに負けないよう、今まで以上に精進して参りたいと思います。
次のライブで自分はGARGOYLEではなくなりますが、今後もGARGOYLEの応援をお願い致します。
GARGOYLE。そして、応援して頂いた全ての皆さん。30年間、これまで本当に有難うございました。
2018年7月16日 Gargoyle
KATSUJI
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この度、25年間在籍したGargoyleを脱退する事となりました。
脱退については…他メンバーの脱退の意向を受けて継続する気持ちになれなかったというのが理由です。
自分が加入して以来、与太郎さんの脱退はありましたがそれでもメンバーチェンジする事無く活動してきて「この4人だからこそGargoyle」という自負も出来、支持もして頂いて最高のバンドだと思える状態で長い間活動を続ける事が出来たと思っています。
今回の件に至るまで話し合いを重ねた結果、最終的にTOSHIさん&KATSUJIさんの脱退の意を受け、それぞれが考え抜いた結論を尊重して受け入れるしかないと思ったと同時に解散が脳裏をよぎりましたが、KIBAさんは継続するという意思を持っていたので自分もどちらかの選択をしなければいけない状況になり考えました。
自分にとって、正直どちらも正解とは思えない選択肢しか無い中で選択をしないといけない状況での苦渋の決断ではありましたが「この4人以外でのGargoyle」というのは自分の中に有り得なかったので脱退を決意しました。
今まで残してきた楽曲や作品、ライヴなどの活動に対して自信も愛着もあるので、過去を否定する様な事にも成り得る答えなのかも知れませんが、自分の気持ちを偽りながら続けるべきではないというのが自分の中の結論です。
個人的にはGargoyleで全ての事をまだやり切れたとは思っていないし志半ばではありますが、到達点に達したと思うメンバーがいる時点で今のGargoyleとしてはそうなんだとも思っています。
それぞれが今まで自分の意志で続けて来た様に、今回もそれぞれの信念に基づいた意志での決断なので、結果としては残念で申し訳ない気持ちもありますが、それぞれが自分を偽らない為に必要な選択だったんだと思います。
今でもKIBAさん、TOSHIさん、KATSUJIさんの3人に対して、表現者としても人間としても尊敬してるし、この人達と人生の中心にGargoyleを置いて一丸となってやってこれた事は幸せだったし感謝しています。
辞める人間が言う事ではないのを承知で言うと、もし…いつかこの4人でやれる事があるならいつでもやりたいとも思っています。
これまでの活動を支えてくれたスタッフの皆さん、関係者の皆さん、バンドの皆さん、そして何よりGargoyleを共に作り上げ、充実した人生を与えてくれた皆さんが居てくれた事を誇りに思うし本当に心の底から感謝しています。
ありがとう。
2018年7月16日 Gargoyle KENTARO
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http://firstcell.net/gargoyle/news/detail.php?no=1531753178 より引用
2018-07-28 22:11:17 掲載
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